高校中退からの人生ガイドライン

高校を中退した人に役立つ情報を集めています。

グッドウィルハンティング。

GOOD WILL HUNTING

今回は1997年アメリカ映画から、「グッドウィルハンティング」

Good will huntingについて解説してみたいと思います。

グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち(字幕版)

グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち(字幕版)

  • ガス・バン・サント
  • ドラマ
  • ¥1500

 マットデイモンはアクション俳優として知られていますが、僕はこの映画のようなヒューマンドラマに出ているマットデイモンも良いなと思います。

監督はガスヴァンサント、脚本は主演のマットデイモン本人によるものです。

 

BGMちょっと暗すぎる気もしますが、エリオットスミスの音楽が素晴らしいですね。

Between the Bars

Between the Bars

  • エリオット・スミス
  • オルタナティブ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

 

君は孤児だよね? You are an orpah, right?

“You presume to know everything about me because you saw a painting of mine. You ripped my f--kin' life apart.

You are an orphan, right? Do you think I would know the first thing about how hard your life has been, how you feel, who you are because I read Oliver Twist? Does that encapsulate you?”

作中より引用。

君は孤児だよね? うん。もし俺が、君の人生がどんなに過酷だったってことが良くわかる、だってオリバーツイストを読んだからね、なんて言ったらどう思う?

訳:たっちゃん。

 

印象的な言葉の1つですが、本を読めば確かに話としては、誰かの体験を、考えたことを、想像をすることができます。しかし実際の体験とは全然違います。たとえ拙くとも、僕たちは自分の言葉で話し、自分の思ったことを言うべきですね。

 

お前は宝くじの当たり券を持っているんだよ。 I mean, you're sittin' on a winnin' lottery ticket.

No. No, no no no. F--k you, you don't owe it to yourself man, you owe it to me. Cuz tomorrow I'm gonna wake up and I'll be 50, and I'll still be doin' this shit. And that's all right. That's fine.

I mean, you're sittin' on a winnin' lottery ticket. And you're too much of a pussy to cash it in, and that's bulls--t. 'Cause I'd do f--kin' anything to have what you got. So would any of these fuckin' guys. It'd be an insult to us if you're still here in 20 years. Hangin' around here is a f--kin' waste of your time.

親友チャッキーの長広舌ですが、 「宝くじの当たり券を持っているのに、お金に換える度胸がないんだろう?」と背中を押してくれます。

スラム街に生まれた人たちは工事現場しか働き口が無く、町から出ることもありません。一生涯を現場作業、居酒屋、野球観戦といった日常のルーティンを繰り返して送ります。

(もちろん中には、現場で培ったノウハウを生かして、自分で経営者側にまわって利益を得る人たちもいるでしょう。)

今の時代、本当にその気になればインターネットでお金を稼ぐことは出来ます。

恵まれているんです。勉強しようと思えばできるし、お金を稼ごうと思えば稼げる。やるか、やらないか。宝くじはもう当たっているんです。

 

そんな高い授業料払わなくても、公立図書館で本は読めるだろ? you could have got for a dollar fifty in late charges at the Public Library.

WILL: See the sad thing about a guy like you is in about 50 years you’re gonna start doing some thinking on your own and you’re gonna come up with the fact that there are two certainties in life. One, don't do that. And two, you dropped a hundred and fifty grand on a f--kin’ education you could have got for a dollar fifty in late charges at the public library!

CLARK: Yeah, but I will have a degree, and you'll be serving my kids fries at a drive-thru on our way to a skiing trip.

WILL: Yeah, maybe. But at least I won't be unoriginal. 

思いっきり意訳しましたが、1度は高校中退をした僕たちにとって、参考にすべき部分であります。実際のところ大学の講義で習うようなことは、本を読めば自分で勉強できます。

このシーンのように社会学の古典を丸暗記して引用するだけなら、僕にでもできます。せっかく大学に入ったのに、手に入れたのは退屈な能力ですね。

 

インターネットを使えば、かなりの量の情報に触れることができます。自分で必要な情報を集め、なんの本を買って勉強すればいいのか知ることができますし、その分野に詳しい人に直接コンタクトを取って話を聞くことも可能です。

映画は97年ですが、たったの20年。もう全然違う時代ですよね。

 

(もちろん、実験の為に高額の設備や施設が必要だとか、専門性の高い分野では、本だけでは不十分です。大学などの組織に入る必要があります。)

 

俺にはこれがどれだけ簡単なのかわかるだろ? You know how f--kin' easy this is to me?

 You know how f--kin' easy this is to me? This is a joke!
 And I'm sorry you can't do this. I really am.
'Cause if you could I wouldn't be forced to watch you fumble around and f--k it up.

プロフェッサーランボーに対しての、ウィルの発言です。学問の権威というのは確かにすごいけれど、もしかしたらこんなスラム出身で独学の天才数学者が出てくるかもしれない。必ずしも権威の側が強くて、正しいというわけではないです。

ここまで極端な例ではなくても、独学で勉強をして何かの分野でトップになったり、自分の人生を切り開いたりした人はたくさんいると思います。

社会。

ウィルはスラム街の出身で、学校に行かず、工事現場で働いています。

でもウィルの周りの人たちは皆明るくて、マッチョで、生き生きとした生活を送っています。ちょっと頭の足りないやつもいるけれど、親友のチャッキーはすごく良いやつで、超かっこいいセリフを言います。

高学歴も、スラム出身も、同じ人間。やってること大して変わらないよな……と思います。大学に行ったか行かなかったか、それだけの違いです。この映画では特に、同じように描かれていると思います。

日本だと受験勉強したかしなかったか、みたいな感じですね。でも10代の時に迷いなく勉強に集中できるのって、そこそこ恵まれた環境ですからね。僕の最近読んだ本では、学校は同じ環境が提供されていても、家庭はみんなそれぞれ違うのだから、文化資本という面では格差がある、ということが書かれていました。どうなんでしょう。

 

君は悪くない。 IT'S NOT YOUR FAULT

最後にこのシーンですが、初めてみたときボロボロに泣いた記憶があります。

僕自身も10代の頃ほんとうに辛かったし、なんかもうどうすればいいのか分からない感じがありました。

 

この映画を最初に見た時は、20歳ぐらいで、偉そうな大人たちを負かしていくウィルのことをヒーローみたいな目で見ていました。

しかし今になって見返してみると、ショーンの辛さやランボーの敗北感、彼ら大人たちの気持ちも考えてしまいます。

一生工事現場で働く運命を覚悟しているチャッキーや、父親を亡くして遺産を相続したスカイラー。みんながそれぞれの運命を背負っています。

 

この映画は価値観の転倒的なところがあります。偉大なプロフェッサーランボーが掃除係の青年に敗北を認めたり、ハーバードの学生がウィルに知識で負けたりします。

スラム出身の人たちの苦悩…… こればかりはなかなか他人には分からないんじゃないでしょうか。オリバーツイストを読んでも、我々の想像力が補われるだけです。

 

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